ピアノ教室を20年運営してきまして、この度、「ピアノ奏法研究所」なるものを立ちあげる運びとなりました。
教室の生徒さんの「この弾き方を、教室だけに留めておくのはもったいない!! ピアノ演奏に悩み苦しんでいる人たちのために、是非この奏法を世界に広めてください!」という声に背中を押され、草の根運動的に、是が非でも、この奏法を世の中に広めたい!という強い思いで、当奏法研究所を立ち上げた次第です。
音が外れる、ミスタッチが多い、テンポが上がらない、ピアノを弾くと手が痛くなる、腱鞘炎やファーカルジストニアなど、手の神経症を患っていて思うように弾けない、難しいパッセージが弾けない、イメージ通りの演奏にならない、など、ピアノ演奏における様々な悩みのほとんどすべてを解決させる、魔法のようなそれでいて、原則原理に従い、力学的にも科学的根拠にも基づいていると思われる唯一無二の奏法です。
ご自分のレッスンで悩まれている
ピアノの先生へ
ご一緒に問題の解決方法を探ります。
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世の中の常識が覆る、その奏法とは!?
子どもの初心者にも分かるシンプルな方法ながら、プロフェッショナルな方をも進化へと導ける方法です。
この弾き方で脱力が出来ます。
そもそもピアノは、
本当は、意図的な力を使わないで弾けます。
そして、
ピアノは、
本当は、
意図せずとも自然に歌って弾けます。
以前は、
イメージした様々な音を表現するために、
その都度その場に応じた様々なテクニックが
必要なのだと思っていました。
しかし、
ピアノの合理的な音の出し方さえできれば、
イメージ通りの音は自然に表現され、
様々な音を作り出すテクニックなどは
必要ない
ということに気付いたのです。
ピアノの弾き方において、指先をしっかりさせるとか、手の支えを作るとか、手首を柔らかくするとか、練習曲で指が速く回るように訓練するとか、筋肉をつけるとか、鍵盤の底までしっかり弾くとか、そういった、日本は勿論、世界で正しいとされている「常識」を大きく覆すかもしれません。
♫ ピアノの仕組みを考える
ピアノは、音楽表現のための、ひとつの「道具」にすぎません。その道具を前にして、仕組みをあまり考えもしないで、指をどう使うか、手をどう使うか、腕をどうするか、筋肉をどうするか、体をどうするか、足をどうするか、呼吸をどうするか、あれこれと試行錯誤していることがとても多い気がします。
それはちょうど、ボタンを押したら作動する道具に対して、ボタンを押す指の使い方をああでもないこうでもないと考えあぐねているようなことです。
そもそも、ピアノはシンプルな楽器であり、ピアノの音の出る仕組みを考えれば、どのように弾けばよいか、おのずと分かるはずです。
どんな道具にも、合理的に使う方法があるように、ピアノにも「合理的な使い方」があります。
ピアノの弾き方とは、本来、とても自然でシンプルなことなのです。
ピアノの音の出る仕組みを考えた時、ピアノを弾くということは、この弾き方以外ありません。
世界的なピアニストは皆、意識的か無意識的かは別にしても、それを感覚的に知っているのかもしれません。
この弾き方で可能になることは?
●連弾やアンサンブルにおいて、
ハーモニーが整い、
事前にさほど打ち合わせをせずとも、
自然に息がぴったりと合った
演奏になります。
●練習で手を痛めることがなります。
●練習で生じる肩こりや腰痛がなくなります。
●腱鞘炎や関節炎、捻挫などで
手を痛めていても、
痛みが出ないように弾くことができます。
勿論お医者さん
には安静が一番だ!と言われますが・・
●音楽家を悩ませる職業病、
「ファーカルジストニア」を患っていても、
症状が出ないで弾くことができる、
或いは症状を軽減させることが可能です。
●音が自然と、よりクリアに
耳に入ってきます。
●この奏法が習慣化したとき、
音(音楽)そのものに集中することが出来ます。
そして、まるで魔法にかかったように、
歌わせようと何かしらの企てを施さずとも、
自ずと指先が
イメージ通りの歌を紡ぎ出します。
全てが自然で、
本来あるべきそのものの美しさや、
潜在意識に既にしみ込んでいる
真の音楽性を、
無意識のうちに
表現できるようになるのです。
その時、世界的なピアニストのような、音色豊かな演奏に近づいていることを
実感するはずです。
子どもから大人
初心者から
プロフェッショナルまで
ピアノを弾くすべての人に
上質な演奏と、
すべての問題解決のための
たったひとつのこと
それは、超シンプル!
~この奏法にたどり着くまで〜
♪きっかけ
ピアノが大好きなのに、
自分のピアノの演奏に
コンプレックスを持っているという人は、
世の中にたくさんいらっしゃる
と思います。
私もその一人でした。
音が外れる、
リズムが転ぶ、
難しいパッセージが思うように弾けない、
オクターブの連続や
開いた音の和音がきつい
イメージ通りの音色が出ない、
体や手がなんか窮屈!
手が痛い、腕が疲れる、等々。
と言って、いくら我武者羅に
たくさん練習したところで、
音を外す時は外す(しかも結構派手に!!)。
たくさん練習していたら手が痛くなった。
ピアノがいつものと違ったりすると
動揺してしまう。
練習では上手く弾けていたのに
緊張すると力んでしまって
思うように弾けない・・・。
練習を何百時間も積んで、
レッスンにもいっぱい通っているのに、
上手く弾けない!?
ではどうしたら
上手く弾けるようになるのかしら?
♪奏法って必要?
本当は、耳が素晴らしく敏感で、
手や身体が力み知らずならば、
奏法のことなど考えなくとも
上手く弾けるかもしれません。
現にそういう人が私の周りにもいます。
でも残念ながら、
そういう人ばかりではありません。
曲やパッセージによって、
思うように弾けない時が
あるかもしれません。
イメージはあるのに、
どうしてもイメージ通りの音が
実現できない、
練習をたくさんしても、
なかなか上手くいかない、
そこで、
奏法(弾き方)について、
あれこれと考えるわけです。
♪昨今の書籍やレッスン
ピアノ奏法について書かれた本は昨今、
国内外問わず、幾冊も出版され、
あちらこちらでセミナーも
開催されています。
内容は、
脱力体操に始まり、
いすの座り方、
姿勢、体・手・腕・指・関節の使い方、
筋肉の使い方・筋肉の鍛え方、
ペダルの使い方、おまけに楽曲の解釈、
演奏哲学、練習時間の設定、
精神の持っていき方、
その上さらには、
時代別、作曲家別、作品別と、
実に多岐にわたり、
その提案や指針も
めまいがするぐらい多種多様です。
例えば、足をどのように構えるかとか、
どの指から準備したら
手のポジションがよくなるかとか、
強弱によって手腕の落下のさせ方を
変化させるとか、
この曲のこの箇所は腕をどのように使い、
次の部分では肘をどう動かし、
その次は手首を下方に下げ・・・、
こういう音色の時は指を立たせ、
こんな音色では指を寝かせ・・。
云々・・・。
そして、
実際のピアノの先生のレッスンも、
また然りです。
これらをあれこれ全部意識して
1曲弾くのは実に大変で、
頭がごちゃごちゃとして気が狂いそう!
音楽に没頭して弾くなんて、
一体いつできるようになるのかしらん。
♪一流のピアニストから学ぶこと
巨匠と呼ばれるような
世界的に活躍している
一流のピアニストたちは、
そんなに大変な思いをして
音楽を表現しているのかしら?
でも、私には、
とりわけ、
奏法という観点において、
彼らの演奏スタイルは、
とても合理的で自然な行為に
映りました。
勿論、生まれ持った才能や感性、
恵まれた環境、
そして血のにじむような努力を
積み重ねてきた結果であると思いますが、
ナニセ細かいことの苦手な私は、
巨匠たちの演奏スタイルには、
何か共通する
シンプルな法則があるのではないか
と考えました。
♪研究の日々!
演奏会も多い時には週3回、
座席は必ず手の見えるところを確保し、
もう楽しむというよりは、
ノートとペンを持って、
勉強に行く感じです。
(とは言え、本当に素晴らしい演奏に
巡り合わせた時には、
勉強を忘れて素直に感動の涙を
流したりしていましたけどね。)
ピアノに関する本を読み漁り、
公開講座や勉強会にも月に数回参加、
ロシア奏法のレッスンを長期間受け続け、
時には同時期に4人の先生のところに
レッスンに通い、
世界的なピアニストのレッスンも受け、
巨匠たちの演奏する映像を
繰り返し何度も見たりして、
手当たり次第インプット作業をし、
そこから自分なりに答えを模索すべく、
自分の練習や本番、
生徒さんのレッスンにおいて
試行錯誤を繰り返し、
とにもかくにも研究の日々。
♪見つけた!
そして、長い年月をかけ、
こうかな、ああかな、とあれこれ試し、
行きつ戻りつしながら
ノートに書き留めたものが
何十冊にもなった時、
とうとう、
自分なりの結論にたどり着きました!
それは、
実に心が震えるほど、
ロシア奏法だとか、フランス奏法だとか、
◯◯奏法というような枠組みを取っ払った、
全ての原点、真理ともいえるような、
しかし、
あっけにとられるほど、
あまりにも当たり前で、
自然で、シンプルなものでした。
それは、限りなく「無」に近い感覚です。
この弾き方こそ、
様々なテクニック的、
音楽的問題が解消され、
自分のイメージした通りの
演奏になるに違いないと感じました!
自分の演奏や生徒さんたちの演奏が、
みるみる変化していきました。